音楽 と 環境 と 私

連休初日、ap bank fes'10@つま恋に行ってきました。
良き友人に恵まれたおかげで、'08から3年連続3度目の参加でした。

今年はブロック指定制が廃止であったり、新たにエリアができたり、大道芸人が配置されていたり、色々と試みがあるフェスでした。

UstやTwitterとの連動も時代を反映した進化を感じました。

少し私なりの感想を書いておこうかと思います。



“音楽の話

言わずもがなフェスの醍醐味LIVEは大変に刺激的で面白かったです。

キャタピラーチャラン・ポ・ランタン、のあのわ、世界の終わり、MONGOL800Mr.Childrenレミオロメン阿部真央FUNKY MONKEY BABYSCocco横山剣Bank Band

照りつける太陽の下、そうそうたる顔ぶれの音楽を生で、多くの人たちと一緒に楽しめたのはやはり気持ちが良かった。

私はこのフェスにおけるマイノリティで、ミスチル大好きというカテゴリの人ではないです。

今回特に良かったなぁと思ったのは、のあのわ、世界の終わり、Cocco、でどれも生で聴けて本当にうれしかったです。

それとBank Band の沿志奏逢3のカヴァ曲もしびれました。

もちろん、ミスチルや他のアーティストも楽しかった。

やっぱり、みんなで一緒に盛り上がれるのがいいですねフェスは。

ファンモン、レミオロあたりもその意味でとってもよかったですし、横山剣さんはいぶし銀でした。

内容に関しても、2ステージ制の今年、最初は大いに疑問に感じていましたが、他のフェスに少し近づいた雰囲気でそれなりに良かったと感じました。

でもap らしさという意味ではやはりブロック制がベタァですかね。

その他、よくきたねの復活やbank bandのとりは◎、toU が最後でないのは△といった感想でした。



“環境の話”

このap bank fes、環境問題を考えるのがテーマのフェスでもあるわけです。

個人としては、このフェスに参加する上でそういう部分も毎年楽しみだったりします。

ファッションとして“ECO”とかいうのだけではもったいないですし。

とはいえ、今年もあまりそういった観点から楽しんでいる時間はなかったですけれど。

eco-reso talk どうしてもChim↑Pom のエリィさんを見てみたいという理由でききに行きました。

Chim↑Pom、先日も書きました荒井良二さんの講演中に紹介があったおすすめ本(http://ow.ly/2dmyw )にもあがってきた芸術家集団で、エリィさんはその中の紅一点。

イムリだったのでとても見たかった聞きたかったのです。

エリィさんギャルでした。もうそれはそれは超ギャルでした。見た目も話しぶりも。

途中で抜けてしまったのですが、欲望が薄れてきているとかそういったお話が前半でした。

もっと深くマニアックな話でも良かったのではないかと思ってしましました。

その他、フェス全体を通して、今年もお店など色々環境を考えるきっかけになるものがちりばめられていました。

オーガニック。この言葉はいたるところで見かけました。

これに関しては私は必ずしも単純に賛成できる考えの人ではなくて、う〜んと思ってしまうこともありました。

学生時代の先輩はバクテリオロジの観点から有機栽培を否定的に見ていて、その影響も大きいです。

また、生産者の意見という部分もしっかりと理解する必要はありそうです。

とはいえ、それも含めて考えるきっかけとなるわけですし、興味深かったです。

私は全く持ってそういった分野に素人ですからもっと勉強が必要ですね。

いまのところは、有機とかオーガニックとかいう言葉は、やはりそれとは関係ない部分がしっかりしていて、+αの部分としてみていくのがよい気がしています。

皆、善きことを実践したいと思ってやっていることは間違いないわけで、その中でこれはちょっと自分の考えとして取り入れてみようと思えればいいのかな。

mr children などの音楽を求めて参加者の多くに意識が少しでも植え付けられると、artist power というフェスの理想に近づくのでしょうね。

私もおかざりじゃないエコを実践できるようになりたいですね。これは私の中での格好よさであり、欲望にもつながることです。

ところで、つま恋の自然をみて、こんな自然で楽しく過ごすこと、これが一番直接的に確実に訴えかけてくるのかも知れません。

今年もつま恋とっても気持ちのよい場所でした。



“私の話”

フェスとはあまり関係ないことですが、毎年このフェスに参加すると周りにの参加者のかたを見て格好いいな。うらやましいな。という気分になります。

たのしそうだから?余裕があるから?おしゃれだから?カップルだから?

どれも正解だと思っています。

そういう部分トータルで見て格好いいと思える方が大変におおいと思います。

ecoという看板を背負ったフェスの参加者だから?ミスチルのファンはみんなそうなの?

理由はよくわかりませんが、自分とのgapは大きいなぁとか思います。

そういった方達のなかに今回いわゆるスマホの保持者が多く、来年までには自分も導入したいという課題がくっきりしました。

今回のフェス、Ustreamtwitterなど、昨今のコンピュータの進化に対応した部分も多かったですし、その知識の有無で少なからず、フェスの楽しみ方も違ってきそうです。

そうそう、たまたま、サイン入りに魅了され購入したナオト・インティライミさんの著書(http://ow.ly/2dmT7 )、帰りの電車で少し読んでみましたが、すごいバイタルの人だなと驚いてしました。

とても明るい空気を持っている人で、彼のライブを聞き逃したのは唯一の心のこりかもしれない。

ナオトさんの格好良さを音楽の部分以外で知ることができたのは幸運でした。

アーティストやフェス関係者の方も含めて、こういう方たちの格好良さの源泉は、善き心を持っている部分というのは一つの理由で、3年目の今年もとてもポジティブな気持ちをもって家に帰ってくることができました。

急激に自分を変えていくことなどはきっとできないので、ちょっとずつ格好いい人たちをまねて、自分も前進できればよいなと思っています。



そういったわけで、今回のapもとにかく楽しかったの一言につきます。

楽しみ方もある程度理解し、余裕もあったタメかもしれませんが、3度目の今回が一番楽しめた気がします。

おかげ様で、また明日から頑張ろう、というとてもポジティブな気持ちに慣れました。

もし来年も参加できるのであれば、今回の学びというか気持ちの前進を、1つでもよい形でたもって参加したいですね。

それにしても、よく焼けた一日でした。

なつだなぁ〜。