Motherhouse

●裸でも生きる(山口絵里子)

25歳にして起業した女性のおはなし。

私と同年代の彼女ですが、いやらしいギラギラした輝きを見せる“いわゆる”若手実業家という印象は、この本からは全く受けませんでした。

そういう意味では極々普通の女性で、非常に親近感を感じます。

ただ、彼女のすごい所は『決断力、行動力そして努力』、この3つの力がずば抜けているところ。

いうなれば、これこそが彼女の「GIFT(才能)」なのかと思いました。

また、追い求める理想が『自己』に向いていない点、非常にすばらしい人格の持ち主だと感じます。

「君はなんでそんなに幸せな環境にいるのに、やりたいことをやらないんだ?」

恵まれた日本に生まれたからこそできる事があり、やらねばならない事がある。

自分も他のために頑張ってみよう、そう思わせる一冊です。

おススメ度:★★★★☆