大学時代の研究生活の教訓

本日、恩師より大学院時代の研究成果の論文が無事アクセプトされたと報告いただきました。

卒業して2年か。。。(遠い目。。。)

自分の名が載るのは後輩の成果に便乗したものに続き2報目ですが、こちらは自分の成果のみで構成されたもので素直にうれしい…、というよりかは一安心といった感想です。

これでなんだか、学生時代の専攻分野への未練といいますか、基盤的研究(アカデミアの研究)への未練といいますか、それに関して一区切りでしょうか。

執筆していただいた先生には感謝感謝です。

それにしても、自分の成果を読み返してみると、実に面白くなく適当な仕事ぶりだったなと感じます。

当時はもう限界まで頑張ったつもりだったのですが。

いろいろと中途半端なのでした。

このデータでちゃんと論文になったのがすごい。先生様のお陰です。

掲載誌、一応国際誌なのですが同級生たちと比べて雑誌のIFも低いため、やはりこんなものだったかなという気がしてしまします。

まぁ、分野によってIFなんてまちまちですけどね。

思えば「修士生は研究を教えてもらいながら学ぶものなんだ!」なんて堂々と主張していましたから、自分で恥ずかしくなります。うん絶句です。

要は、自分で考えるということを全然やろうとしていなかったのだなぁという感じでした。

ある先輩が「自分の研究テーマに関しては、自分が一番の知識人でなければならない」という事を言っていたのを思い出しました。

今考えると、まさにその通りなのです。

教授にすら「自分のテーマ」という観点では負けてはならない。

つまり、自分の仕事にプライドを持ちましょうということなんですよね。

自分になかなかプライドが持てないわたしですが、自分の行動にはプライドが持てる人間でありたいと思います。

たった2年の修士過程で身につけるべきは知識やテクニックなんかよりも、そういったマインド・メンタリティなんだろうなぁ。きっと。