旅行じゃないよ仕事だよ
今日は京都出張でした。
お得意さんのお供で母校の近辺をうろちょろしておりました。
国際シンポジウム的な催しで、英語ばっかりな一日でした。
色々と準備していったのですが、口から発したのは話したのは「good morning, telephone, see you, go ahead, bye-bye」とかいう単語のみでした。
聞き取るのもあやしい。単語がでてこない。話しかける勇気がない。
まぁ、なんとも情けなかったです。
お供した方は、同じ生命研出身の方だったのですが(ますたに、あかつき等の話でもりあがる)、とっても上手くコミュニケーションをとってはりました。
海外から来てる方は基本的に不自由・違和感のない感じでしたが、それに比べるとやはり日本人は英語を話すのは多少厄介そうという雰囲気でした。
日本の大学や研究機関の先生方は、ネイティブ並流暢の方もいれば、ザ・ジャパニーズイングリッシュ、という方まで様々でした。
思ったのは、でもやっぱり英語はできて当たり前でないといけない。ということ。
でも、それはネイティブ的でなくとも十分なこと。
この、ボーダーレスといわれる時代ですから、英語はもはや英米のみの言語ではありませんもの。通じることに意味がでてくる。
んでもって、やっぱり言語ってのは伝える手段に過ぎないのだから、話すべき中身(内容)をしっかりと備えておかないのだなと思いました。
もちろんアカデミアの世界では自分の研究テーマがそれになります。
英語どころか話すべき専門領域もない自分はこれはえらいことだぞと感じたのです。
何はともあれ、ほとんどシンポジウムを聞いているだけという、お気楽な出張となったのでした。
せっかくの京都なのですから寄り道もしてきました。
京都で桜を意識してみたのは5年ぶり二度目。
一度目は、京都に住んですぐの頃に鴨川のデルタで花見でしたか。
日帰りの予定で、知人と食事にいくには微妙だったので、カフェにいくことにしました。
もしかして?と仕事中に考えてたのですが(オイオイ)、前から行きたかったカフェがわりあい近くにあったのですよ。
「KAFE工船」というお店
京都の喫茶店に行く際にいつも参考にしているエルマガジン社のmook「京阪神 珈琲の本」に女子珈琲編(女性が淹れるコーヒー)の店として紹介されているところです。
オオヤミノルさんのオオヤコーヒ焙煎所の豆が飲めるお店でして。行ってみたかったのです。
川原町通今出川下ル、つまり出町柳の駅からアクセス良いようです。
ただし、ビルの二階なのでご興味ある方はちゃんとビルの名前をチェックするのが良いでしょう。
カウンター式でして。お客さんは常連さんばかりでして。オサレな雰囲気でして。
素人の王道ブレンドがなかったモンですから、適当にコロンビアのアイスを頼みました。
どうやら、本当は素人ですといって色々教えてもらうのが良かったと思います。
目の前で自家製ネル?で淹れてくださるコーヒ、ちょっと今までにないかんじで良かったです。
ホットですと、急須にはいったコーヒをグラスで飲むスタイルになります。
淹れてくれるお姉さんもとってもステキな雰囲気の方でした。
味は、ほろ苦くでもすっきりとしていておいしかったです。
飲み終わる頃に幸運にもオオヤさんがいらっしゃり、持ち帰りようの豆をチョイスして頂きました。
男前ダンディでありながら、しゃれのきく大変ステキな方でした。
この界隈に用事があるときにはまた立ち寄りたいお店のひとつになりました。
京都の喫茶店はホンマどこも当たりばっかりです。
こうなったら上述の本に載っている店を制覇しようかという気分です。
京のべたな観光地はおおよそいった私にとっては、それもありかもしれない。
帰りに寄ろう思ったがしまってました。お土産にしようと思ってたのに。。。
因みに土産は「阿闍梨餅」にしました。
京都へ旅行に行く君に言いたいことは「八橋なんてのは初京都の素人が買う土産だ」という事です。(とかいいながら先月京都に来たときは八橋買いましたが)
是非一度お試しアレ。
とまぁ、仕事なんだか遊びなんだか分からない、金曜の出張でした。
あ、起きてから20時間がたってしまった。
つまり、疲れた。眠い。だから、ねる。ということです。