8.6 なにを思うのか?

8月6日。そう、ハムの日です。

初めて、実家と姉夫婦にお中元を送りました。

仕事の関係でお得意様価格で買えたので、ハムとソーセージのセットにしました。

卒業以来毎年おくっていた研究室へのお中元、同級生の卒業やボスの退官をきっかけに、おくるのをやめました。

ちょっと迷ったのですがね。



さて、どうでもいい話はこれくらいにして。

8月6日は広島に原爆が投下された日でもあります。

確か昨年も、こういった流れで書いていたのでした。

私、広島の大学をでましたけれど、その機会を生かせぬまま4年を過ごし、もったいなかったなぁと最近思うのです。

京都にしてもそうだけれども、その土地に住んでいる間に、それを好機と何かをしないのは悪い特性です。

教養の科目なんかでヒロシマを学ぶ機会は多かったのになぁ。

そういう後悔もあるのですが、資料にしても、本にしても、なかなか真面目に当時の広島を綴るものは見るきっかけがありません。

どうしても、手にとってしろうと言う風に行動に移せないのです。

そんなこともあり、確か昨年はこうの史代さんの漫画を手に取り、読んだのでした。

原爆とか、戦争とか、我々の世代にとってはやはり想像しにくいはなしですし、知るのもちょっと億劫というか怖いのです。

とくに私は、見難い事実に触れるのをさける癖があって、なかなかそれで知ろうとしなかったところがあります。

ですが、きっかけはどうであれ、ヒロシマで過ごし、故郷の一つという位に思っていますから、こういう日位はしっかり色々と考えたりもします。

そういった中で一つのきっかけとなればと、今日は一冊本を購入してきました。

“なぜ広島の空をピカッとさせてはいけないのか”

賛否は別として…、とある方がおすすめされていた本。

2008年、Chim↑Pomという芸術家集団(先日ap fes の時に見たエリイさんもメンバー)が、広島の美術館上空に飛行機雲で「ピカッ」と書いたことが話題となり、それに対して多くの苦情が寄せられ騒動となりました。
(もしかしたらこの内容を書くことで不快な思いをされる方がいるかもしれません。お詫び申し上げます)

本書には、この出来事に対する、被爆団体の方を含むさまざまな方の意見が掲載されえています。

ヒロシマが好きだなんて書いておきながら、私はつい最近までこの出来事を全く知りませんでした。恥ずかしい。

もちろん、知った時には何を考えているだ!なんて根拠もなく正義の態度をとりました。

しかし、実際私は戦争の事も原爆の事も、漫画や教科書以上の事は何にも知らないのです。

賛同も批判もどちらの立場もとれたものではない。

直接的に事実を知るのに役立つ内容か分かりませんが、この本を手にすることになったのも運命ととらえ、とにかく読んでみようと思います。



そういえば、Twitter で知った広島出身のアーチスト玉城ちはるさんが、本日深夜、平和についての番組をNHKでやるとのこと。http://www.nhk.or.jp/hiroshima/buchi/tv/index.html

残念ながら、放送は広島だけ?

ここ数年、NHKの番組はおもしろいなぁと感じるようになりました。

まぁ、あんまりTV見ないんだけれどもね。

広島にお住まいの方はぜひぜひ。