夏休み5日目〜あいちトリエンナーレ2010〜
夏休み最終日、今日はあいちトリエンナーレ2010(http://aichitriennale.jp/)に行ってまいりました。
名古屋で初めての芸術祭なんだとか。
そういえば、今、瀬戸内海のほうでも今やってますよね。
大きく分けて4つエリアがあるのですが、全部回るのは困難と予測して、栄エリアと白川公園エリアの二つに行ってきました。
事前にガイドブックをを買って予習した時、草間彌生さん以外はさっぱり知らないし、現代アートなどというものをはたしてたのしめるものか?と心配でしたが、その様なものは全くもって不要でした。
栄の会場は写真をとっても良い展示作品が多かったのですが、これを見ている方で万が一にも、これからいこうかしら?なんて思う方もいるかもしれませんので、掲載はやめておきます。
でも、会場外の作品をちょっとだけ。
栄の会場に関しては、草間さんの作品はもちろんミーハーな私にとって良かったのですが、以下の3アーチストの作品が特に良かったです。
“蔡國強”、“ハンス・オブ・デ・ビーク”、“アーヒム・シュティーアマン&ローランド・ラウシュマイアー”
それぞれ、タイプの違う作品でしたが、かなり良かったです。
蔡國強さん、どこかで見た名前だなぁなんて思ってたら、今読んでいるChim↑Pom さんの「なぜ広島のそらを〜」の中に出てきたアーチストでした。
今回の作品、もうほんまにとっても良かったです。
無知だからの発言かもしれませんが、China のアーチストの作品も結構あって、中国はこれからこういう分野でも欧米をしのぐ大国になるだろうなと思いました。
続いて、白川公園のエリア。
メインの栄エリアだけで数十作品見ましたから、かなりへろへろしていきました。
こちらは数が少なめでちょうどよかったです。
塩田千春さんの作品がとっても気になる好きな作品でした。
ジェラティンの展示は、お客も含めたアートで、親切な学芸員さんに色々教えて頂き、体験もできてこれも今らしいアートの楽しさの一つだなと思いました。
市内にはこんなのも走っている
Goods も控えめながら購入。本当はトートが欲しかったけれど我慢
期間中はAT カフェなるものも設置され、注文すると草間さんデザインのリボンがもらえる
平日という事もあり、かなり人は少なく、いるのは子どもや学生さがほとんどでした。
相変わらず、こういうイベントではデジイチやスケッチ帳をもった美大生が多くてかっこういいなと感じました。
そういう姿を見ていたら、いやはや、いったい全体私はいつからこのようなものを楽しむようになったのだ、分不相応でないかと思ってしましました。
ピカソやフェルメールなんて言えば、ただのミーハーですみますが、先日のChim↑Pom といい、この類のアートは、やっぱりそれなりに美術に関心があるひとの行くところだよ。という気がするのです。
もともと私、図工や美術の授業、といったレベルでは好きだったのですが。
よく考えると、つくったりかいたり自分でするという行為は、古典と現代アート中間といった距離の存在だったのかもしれません。
また、とにかく、上手いとかきれいとか、そういった感情以外の部分で楽しめるので、どんな人にも手軽に楽しみやすいのかもしれませんね。もちろん全く理解できない作品も多いでしたが。
残り二会場もそのうち行ってきます。できれば平日休みをとってゆっくり見たいね。
普通の古典的美術を“鑑賞”するよりも、気楽な雰囲気で、デートなんかで行っても、楽しみ易いと思います。
名古屋にお近い方はぜひおためしあれ。
そうそう、ついで?いきおい?で欲しかったCABANE de ZUCCa の時計を買っちまいました。
http://www.seiko-watch.co.jp/whatsnew/pressrelease/20100204/
デザインが最高に気にいったし、ソーラーで充電できるエコ仕様(?)です。
数字が1つぶんずれていて、なれるまで時間が読みにくいのも特徴。
個人的に人があんまり持ってへんけどかっこういいってのが理想なのと、値段のお手ごろ感で決めました。
衝動的買い物とはいえ、まぁ、悪くない買い物だったと思っています。。。いや、思う事にします。