女子か!
「女子か!」
明らかに女子向けの商品ですね。
アマゾン見ても、「10代~30代の女性たちの間で、人気のトイカメラ」ってあるし。http://ow.ly/2wnzJ
ニームやらマリメッコの時もそうでしたが、女子がターゲットという雰囲気のモノでえぇやつが結構あるのですよ。
vivitar ultra wide
一時トイカメラに興味持った時に、ほしいなぁと思っていたやつで、おまけ付MOOK の方がなんと本体だけ正規に買うよりも安い。という事で買っちまいました。
デジカメを持つようになり、久しくフィルムのカメラを使っていませんが(といってもインスタントばかりでした)、ちょっとしたおもちゃ感覚で試してみたいと思います。
雑誌のほうも中身が随分楽しそうです。
今日は混沌状態であった部屋を掃除。
本が溢れ返っていたので、カラーBOX を購入。
2層で入れても結構うまってしまって、いらん本は捨てねばと思ったしだいです。
そしてマンガが結構多いのは大人としてどうなんという疑問も浮上。
そうこうしている間に、またまた本は増える。
●これからの「正義」の話をしよう(マイケル・サンデル著)
話題の本ですね。
ハーバード大学の人気講義「Justice」の内容を書籍化したもの。
NHK 教育でも『ハーバード白熱教室』として講義の似内容が放送されていました。私は放送時、それを知らず見ることが出来ませんでしたけれど。
英語ですがYouTube でも見れますから、興味あればトライしてください。(http://www.youtube.com/watch?v=kBdfcR-8hEY)
私はiTunesU で必死に見てますが、英語でいきなり理解するのは困難と感じます。
さて、本の感想ですが、非常に読むのに頭を使います。
私だけなのでしょうか。
ぼーっと読んでも理解できる本を普段多く読んでいるためか、そのやり方で読むと途中で何をいってるのか理解できなくなるのでした。
でも、とっても濃くて面白かった。
哲学の話で、昔倫理で外側を学んだのですが、出来ればこういう風に学ぶのがよいですね。
読んでから考えてみると、きっと人それぞれ正義に対する考えの形があって(「正義」の念がなさそうな方も沢山いますが)、結局は正解というのはないという事です。
だから、私も何であいつはあんなことを平気でするんだよ、ちくしょうめ。なんてよく思うんだろうなぁ。
ある程度、ロジカルに話が進むので、そのへん「正義」というぼんやりしていたものの姿に近づけた気もします。
でも、読むのに大変時間がかかったので、結構忘れてしまって、結局こんなぼんやりとした感想しかかけない自分が残念でなりません
それにしても、米国の大学は面白い講義をするよね。私の母校や、最近話題になった東大のiTunesU 講義とか、どうにも退屈で日本の教育の不器用を感じてしまうのでした。
●ルリボシカミキリの青(福岡伸一)
ライフサイエンティストの福岡さんのエッセイです。
生物と無生物の間、動的平衡、できそこないの男たち、世界は分けても分かれない、と福岡さんの書を読んできたのですが、あまり真新しい内容がなく感じました。
まぁ、雑誌(週刊誌?)での連載ですから仕方ないのでしょうが、ひとつひとつの話が短くて、その点もの足りなかったです。
同様の理由から、「動的平衡」というワードが何度も出てきて、若干もたれた感もあります。
なぜ、アマゾンのレビュはあんなに評価が高いのかしら。
Justice で苦戦したあとだったので、スルスルと読めすぎたのも物足りない理由でしょうか。
上記の4作はどれも面白かったので、次作でがっつりとした内容が読めるのを期待しましょう。