簡単なものから手にとると良い
●女子高生ちえのMBA日記(甲斐莊正晃)
たぶんAmazon.com のrecomend 機能でかった初めての本です。
こんな表紙とタイトルですが、ビジネススクールで学ぶ内容のさわりを、極めて簡単に学ぶことが出来る本です。
もしドラも表紙はともかく分かりやすくヒットしてますから、格好つけてこむつかしい本を読むよりかは随分有益でしょう。
とはいえ買うのは恥ずかしかった。
父親がなくなって後を継いだ女子高生社長、ビジネススクールに通うという内容のライトノベル。
もしドラ同様、設定にかなりの無理がありますが、こういう設定のほうが読みやすいのでしょう。
ただし、男性の筆者が女子高生の目線で書いたためか、表現で気持ち悪さを感じるところが所々あり、それはとても嫌でした。
あとは、金持ちアピールはうんざりでしたね。
この2点を除けば、今までこういう類の勉強を全くしてこなかった人には大変によい入り口になると思います。
佐藤義典さんの本やメルマガを読んでいるという事もあり、SOWT とか、必ずしも素人によいフレームでないなとも思いましたが、全体としては、企業で働くのならばこれくらいは知っておきたいね。という内容が書かれていて良かったでした。
うちの会社の上司やら先輩連中にも、これくらいはしっておいてほしいと思いました。
●女子高生ちえの社長日記(甲斐莊正晃)
上記の本のあとに読みました。
こちらが、シリーズの第一作で↑のは三作目らしいです。
これについては組織というものが見えてくる。
そんな内容です。
B2B の製造業の設定ですから、そういう立場で働いている私にとってよりイメージしやすい内容でした。
中身は経営者目線での会社を簡単に学べる内容で、組織を俯瞰的にみるためのキッカケとなる本だと思います。
これに関しては、きっと社会人になって半年〜1年くらいの時に読むのがちょうど良いと思います。
とはいえ、入社四年目の私が読んでも発見がありよかったです。
マイナスな点をあげると、やはりおじさんの書く女子高生の生活というのが本当に気持ち悪かったしと金持ちのあぴーるっぷりも「は?これ書く必要あるの?」って感じでした。
こちらでは先の本よりもその傾向がいっそう酷くて、度々不快な気持ちになりました。
気分が乗ったら間の二作目も読んでみたいと思います。