呼吸する

連休中に東京へ

銀座のPOLA MUSEUM ANNEX で開催中の松尾たいこさんの個展「TaikoMatsuo_Layered」を見に行ってきました

もしかすると、このポスターを見てあっと気がつくかたもおられるでしょうか

私が松尾さんを知ったのは、2〜3年前だったか、たまたま購読していたメールマガジンで松尾さんの作品が話題にのぼったのがきっかけでした

広島出身の方ということも手伝って(私の母校が広島なので)、気になっていたイラストレイタさんです
(経歴もなかなか興味深い方です。ご興味あればこちらをどうぞ⇒http://www.taikomatsuo.com/profile.html

今回、むりくり東京に行く用事をつくり、友人を引き連れ見にいってまいりました

入り口には上記のポスターの原画がドーンと飾られていました
サントリーの天然水の広告に使われていたようですね)

奥に進むと、カラフルな絵に囲まれた空間

松尾さんの絵は淡いパステルカラーのみで構成されているのにも関わらず、曖昧さがなく、むしろしっかりとしためりはりがある

きっとここが最大の特徴ではないのかという風に思っています

つまり、色の組み合わせを散りばめるセンスに大変優れた方なのだと思います

こういう感覚はどうやって手に入れられたのでしょうか

そして、見ると分るのですが淡い色の絵は一見暖かに見えるのですが、松尾さんの絵はよくみると何だか冷たい感じもする

有機的なものを無機的に書いているようなそんな印象です

こういう生々しすぎずない印象が、多くの本に使われている理由かもしれません

因みに私はこのちょうちょの絵が一番ステキだなと思いました

(↑著作権的にアレでしたら、ご一報ください)

さて、今回見た展示ですが、絵そのものはもちろんよかったのですが、音楽とそこに流れるゆったりとした時間とでも言えばいいのか、とにかく「空間」として大変に心地良い場所でした

混み合っていなかったのも、私としてはゆっくりと鑑賞する環境という意味でよかったです

もうすぐ母の日ということもあり、絵がプリントされたハンドタオルを購入するつもりだったのですが、残念ながら売り切れとのことで、ポストカードのセットを購入

「ふりむく」の表紙に使われた絵が入っている方をチョイスしました

台が付いているのも小憎いサービスでうれしい

そして、連れていった友人もこれてよかったとかいってましたから、それも私としては嬉しかったです

この個展、なんと無料です

今月29日までやっているようですので、銀座方面に御用のある方は、買い物ついでにでもふらっとよってみてはいかがでしょう

銀座とは思えぬゆったりとした空間が迎え入れてくれるでしょう



せっかく、銀座にいったのでクラシカルな喫茶店をさがしてコーヒをいただくことにしました

三越の裏側辺りにあるトリコロールというお店

店内もしぶい雰囲気

アンティックブレンドのガトーショコラセットを注文

おいしかったですが、庶民には少々お高いコーヒでした

調べてみるとどうやらネルでドリップしているようですね

みたかったなぁ