アメノナカヨコハマデ
先週末の話になりますが、帰省の際に親と兄とで横浜へ行きました
親孝行と言ったら大げさですが、元気なうちに余裕のあるときにこういうことをやっておきたいなぁ、そういう考えです
街行く人がいちいち小奇麗ですね、ヨコハマって感じ、好きだわこの洗練された、ツンとした人たちの空間
ちょうど数日前から開催されている芸術の祭典“ヨコハマトリエンナーレ2011”へ
まぁ、自分が行きたかったので、両親にどう?ってきいただけなんですけどね
OUR MAGIC HOUR 〜How Much of the World Can we know?〜
と題されての今回のトリエンナーレ
大げさな、という感想ですが、まぁお祭りですし、キャッチーなコピーが必要ですものね
美術館の入口に展示されているUgo RONDINONE の作品、暦ごとに12体ある像、入り口前のこの像は私の誕生月のものでした
先にこちらを回りましたが、平日で割合空いていたためかゆっくりと鑑賞してもおよそ3時間程度で回ることが出来ました
音声ガイド無料貸し出しもあり、こういった新しいタイプの芸術を鑑賞するのに新設なサービスですよね
美術に明るくない私ですが、横尾忠則さんや荒木経惟さん、オノ・ヨーコさん位は勿論知っていて、そういう人の作品を観られればよいか、そんな気持ちで行きました
でも、こういうアートってただの絵画を観るだけよりも楽しみやすいなぁって思っていて、どのかたの作品も“素人の想定の範囲”からははみ出している感じでみていて、楽しかったです
オノ・ヨーコさんの作品は本来の楽しみ方が出来なかったのは残念なことでした
美術館会場から倉庫会場へはシャトルバスで移動が可能
豪雨の中の移動でしたから助かりましたけれど、でも入り口から随分と離れた場所で降ろされたのは何故でしょう、事情があるのでしょうが随分と不親切に感じましたよ、なんせ大雨の中でしたからね
倉庫会場は、もともと倉庫として使われていた場所なのでしょうが、それもあってとても建物自体の内装が独特の無機質、これがとても私の好みでした
展示作品も、美術館が平面作品が多かったのに対し、こちらは立体のものが多くこれも私の好みでした
展示とは関係ないですが、この会場では私の好きな映画に出ている個性派の女優さんをお見かけした
都市圏だとこういう出会もあるのでしょうか
こういうことがあるだけでも、その方への愛着が増幅されるものですね
休日は多くの人で賑わうここも、雨の平日はガラガラでしたよ
ここで遅い食事を、私はハンバーガーを頂いた
色々と中のお店を見て回りましたが、田舎に慣れた両親からするとあまり面白くなかったようです、自分用に何か買おうというのはないようでした
しかしながら、ふとみれば他人へのおみやげをせっせと買っていました
まぁ、いいんですけれどね、本人がそれでまんぞくするならば
帰りしな、ヨコハマ創造都市センターにもよりました
日によっては生のライブを聴けるそう
さて、総評
比較対象が、昨年行った愛知トリエンナーレしかないのであれですが、それと比べるとものたりないなと思いました
展示作品の魅力、サポーターの方の対応、お祭りとして盛り上げようという雰囲気、どれも愛知の方がよかったなと思います
親切の不足という雰囲気を一番の差に感じました
金銭的な問題でしょうかね
目の肥えた方の評価が聴いてみたいところです
とは言え、素人の私が見てまわる分には特に問題なかったし、しかも1日で楽しむには丁度よいボリュームでした
家族の評価がいまいちだったのは心苦しかったですが、、、
横浜トリエンナーレ、OZという雑誌に少し紹介がありました
又、9.18には横尾忠則さんと阪大の脳科学の藤田先生の対談も企画されているとのことこちらもかなり面白そう(要予約→http://www.neuroscience2011.jp/japanese/satellite-01.html)
興味のある方は是非