乙女心 イズ unimaginable

●もしもし、運命の人ですか。(穂村弘

以前から言っていましたが、糸井重里さんと佐藤雅彦さんがとても好きです。尊敬しています。
Twitter の中にもそういう方がいて、穂村さんいいですよ、と紹介していただいたのがこの本です。
Sense of perception とでも表現しましょうか、物事をとらえるそのやり方が、御三方とも独特でおもしろいのですよ。
その「よさ」については、ボクの頭の中でもやもやと漠然としていて、うまく説明できないです。
「良質の経験」のquantity に由来するのだろうな、ってことくらいが今は推測できています。
世界・事象にしっかりと向き合って過ごされてきたのでしょうね。


さて、この本、穂村さんがご自身の経験を通じて恋愛についてあれこれと妄想を交えてかいたエッセイです。
ボクも最近そういうことをちょっとずつ考えるようになってきて、あぁわかるなぁって思うこともありました。
う〜ん、どうやろ、やっぱり乙女心はよくわからんのんよねぇ。
ま、これこそ良質の経験の蓄積がものをいうのでしょうか。
この本、読んで面白いと思える価値観のひとが、きっとよさそうです。