メモ
兄貴が来年そうそうに結婚すると連絡があった
本人から聴いた訳ではないのだけれど
姉貴の時にも思ったけれど
自分の意思によらない、運命ともいえる部分で関係が決まった兄弟
その人が結婚するときいて感じるものというは友人の時のソレとはまた違う感覚がある
素直に嬉しいと思ったのだけれど
それだけでなく
寂しくも思ったのだけれども
その性質が、やはり友人という後天的にできた関係の場合と違うのだなぁ
今まで、同グループの養成員だった人が、そこから違う場所に離れていくのだな
という様な物悲しさ
でも、よかったなよかったなって本当にそう思ってて
兄貴はある時期まで確実に僕にとってヒーローみたいな存在だったし
僕にも自我がちっぽけなりにでき、価値観はメキメキとあらぬ方向に伸び、何より離れて暮らすようになって久しいけれども
それでも何かあの頃の感覚は今でも残っている
何年ぶりか、初めてか、昔の彼との思い出を頭に巡らせシンミリとした気分を今味わっています
こういう風に思える関係でよかったなぁって思うんよ
何か、思いを込めてプレゼントしたいなと思います
結婚、僕の未来にソレが姿をあらわす気配は全くないのだけれど
生まれた時、それから暫くの間、まったく関係のなかった二人が世界を共有しようと決意すること
というのが僕のイメージで
それはそれはとてつもないことで、その事実だけで、すばらしいことだなぁ
(色んなことを二人で長く分かち合っていってくれる事を祈って)