qualification of industrial property
「天才」という言葉は安易に使うべきではないというのが私の持論ですが、この人の発想は天才的やと思うのです。
物語後半で時間軸のズレによるからくりが明らかになり、そこからサクサクっと複数のストーリーが一本の線でつながる。
これだけでも、へぇ〜って感心してしましたが、エッシャーの絵に込めたメッセージ(絵を見る視点)を理解してからさらに感嘆しました。
自分は気が付いていないからくり見たいなんが、他にもまだ色々ありそうな感じもします。
一つの作品にあれこれと様々な仕掛けがある辺りが、ミステリ小説としての深さを感じさせます。
また、ストーリとしては読む人によって、感じるものが色々変わってきそうなお話でした。
BUT、しか〜し、これだけ褒めといてなんですが、妙に現実的な感じがしてしまう所とか、小説はお気楽な気持ちで読みたい自分の好みにはちょっと合いませんでした。
(十分に面白かったんですけどね。)
あと、この子のせいで会社遅刻したので評価は低め。
(自分のせいやろ!という考え方もありますが…)
評価:★★★☆☆
知的財産検定の結果発表がありました。
無事2級合格です。
持ってても何の意味も資格ですが、そこそこ勉強頑張ったんで一安心。
出来具合は次の通り。
【特許・実用新案】S
【意匠・商標】A
【著作権】B
【民法・不正競争防止法・独占禁止法等】S
S(上位10%以内),A(上位10%〜30%),B(上位30%〜基準値),C(基準値未満)
どうやら著作権があんま理解できてなかったようです。
前にも書きましたが、この検定は国家検定に移行します。
特例講習を受け、終了試験に受かると「2級知的財産管理技能士」を名乗る事できるようになるそうです。
しかし、講習時間3時間+試験40分、参加費が¥12,600。。。
今回の検定と合わせたら二万円ですよ。。。
でも『〜士』ってのが何かっちぶ〜なので、受けに行く事にします。
私の価値判断材料は「ミーハー心が満たされるか否か?」の一点に集約するのです。
検定受かってれば、実務経験なしで受けられるらしいし。
また、気が向いたらビジネス著作権検定とかも受けてみようかしら。