小旅行

木曜午後から会社を休んで新大阪へ。
治験モニター、年収百万UP、新大阪勤務という若いながらもなかなかの優良物件。
およそ二年ぶりの面接。
やっぱこういうの向いてないわ。
おかげでこの一週間ストレスで寝不足…。
キレイな会社で、面接相手も感じのいい人だったけど質問が鋭くてタジタジやった。
ドトール軽く反省会をした後、大阪で軽く飯食って、いつものホテルＫへ…、っていきたかったけど、サミットの関係で忙しいらしくNG。
お勤めご苦労様です。
って訳で久しぶりにさとしんちへ。
色々話ししてて、同じ学部卒、他大学進学という境遇ながら天と地との差がでている事実が悲しくなった。
ぐーてんたーくがぼんじゅーる。
金曜は兵庫の高砂へ。
途中、電車のってる時に思い出の和食屋さとを見つけ暫し昔へタイムスリップ。
関西花見ツアーでしんちゃんを騙して飯をおごってもらった店なのだ。
そんなこんなで目的地について驚愕。
ちょ、超ど田舎。。。
唯一あるのは寂れた商店街（？）がひとつ。
これなら四日市が圧勝です。
正直、何度すっぽかして帰ろうと思ったことか。
受けたのは某アルコール系グループの会社。
会社の仕事内容や建物なんかも今と大差なし。
面接は色々突っ込まれ、しどろもどろ。
しかも二時間もトーク。
でもええ感じの人やったし、好感がもてる会社だった。
うちの会社受けた時の面接官とはえらい違いや。
その後はクレペリン？テストを一時間。
手がつるかと思った。
とりあえず無事終了したんでよし。
すぐ帰宅もなんなんで、三ノ宮へ。
都会はオシャレさんで溢れてて疲れるわ。
特にやること無かったんで南京町で久々に有名店の豚まん食ってまいうだった。
あれなら何個でもいけるに違いない。
その後は時間を持て余してスタバ行ったり街を徘徊。
そんでもって三ノ宮勤務のいくお君とめし。
洋食食った後らーめんたろう。
去年のツアーで行けなかった店やったから行きたかったのね。
キムチがうまかった。
その後、早速ＣＲＡ残念でしたのご連絡。
何となくわかってた結果だがそれでも凹む。
書類では○で、実物は×って意味やもんな。
もうちょい連絡が遅かったらもっと楽しい週末になったかもなんに。
そんなこんなで今日は傷心旅行＠京都。
まずは皆様に一つアドバイス。
スーツで京都観光は浮くので注意しましょう。
三ノ宮から阪急で嵐山へ。
嵐山は中学の修学旅行以来約十年ぶり。
桂川沿いの景色は当時の記憶のままやった。
あの頃は静岡県外が遠い異国やったのに、今は自分の意志でさくっと来れてしまうのがなんか不思議や。
まずはベタに天龍寺へ。お庭はほんま素敵やった。
私日本庭園見るの好きですから。
人工的かつ緻密につくらるているもの程魅力をかんじる。
龍の絵はあれだけで五百円はないと思う。
その次もベタに嵯峨野へ。
まずは入り口？のあたりで豆腐アイスと冷やしアメを堪能。
アイスバリウマやなうですか。
店のおばちゃんとちょっとトークしたり。
人見知りのくせして、こういう時は自分から話しかけたりするのは我ながら謎。
そして有名な竹の道へ。早めに行ったせいか人も少なめで良かった。
竹林もいいね。
後は今日から期間限定青もみじ企画開始の宝厳院へ。
確かに綺麗やったけど、やっぱ赤もみじやね。
ポスターでＰＲしまっくてた割にガラガラやったし。
って事でこの辺に集客力の弱いスポットの努力を垣間見た。
時間の関係でトロッコは断念。
嵐山はおっけぇ牧場とし、嵐電で次のスポットへ。
徒然草：〜寺にある法師年寄るまで石清水をおがまざりければ〜。
って事で仁和寺に初上陸。
でっかい敷地にポツポツ建物がありますよ系はやっぱあんま魅力を感じない私。
因みに伊勢神宮には全く魅力を感じない。
ガッカリかとか思ってたけど、金出してお庭を見に行ったらとってもよかった。
床に腰下ろして庭をひたすらボーっと眺める。
これ個人的には一番好きな京都の過ごし方。
因みに大原の宝泉院がダントツ。
個人的には庭そのものも良かったけど、ここは建物がいい味だしててそれが魅力的と感じた。
こういう経験は初めてな気もする。
次は超ミーハースポット龍安寺。
期待してたが、人が多すぎて何だかな〜やった。
思うにあそこは人があんま居ないときに、自分だけの空間を感じて楽しむのが良いのではないだろうか。
つまりあそこをのよさを味わう事は至難の業。
その後、せっかくなんで立命館によってみた。
若人達に溢れていて、やはりスーツの男には不似合いな空間であった。
そそくさ逃げ出した。
次はお隣にある等持院へ。
びっくりする位ガラガラ。
そのせいか、かなりポテンシャルはあるところのはずなのに手入れがあまり行き届いていない感じが残念やった。
でも静かにお庭を眺められたのがよかった。
ある意味穴場か。
最後は妙心寺。
ここは時間毎に、お寺の方が解説をしてくれるサービスがある。
この人の説明が絶品やった。
おかげで法堂でみた龍の絵を十分に満喫できた。
嵐山の天○寺とか比べものになりません。
せっかくなら、お寺側も素晴らしい財産はより素晴らしく見れるように努力すべきだ。
後は明智風呂と枯山水庭園を見た。
枯山水の魅力は私にはあまりわからなかった。
たぶんちゃんと勉強してから行けば楽しめるに違いない。
庭にあったすいきんくつがよかった。
あの音色はかなり癒される。
つまり、それをも有する宝泉院は無敵なのである。
今回拝観料だけで飲み代一回分ぐらいかかった。
そうか学生時代京都観光をしなかった理由はこんなところにもあったのか。
そういえば、そこそこ年を召されたご夫婦が「ちょっとお父さん。ここは〜なのよ。」みたいに観光されている姿をみてほっこりした。
特に結婚願望はないが、将来こういう風に京都を訪れてみたいものである。
きっと私個人が持つ一つの幸せの価値観である。
そんなこんなで只今ようやくの帰宅中。
途中電話に夢中でよくアナウンスを聞かず、周りの客に流され、間違った駅で下車。
そのせいでまさかの二時間待ち。
ってか今頃は家についてるはずやったのに。
ほんと田舎の電車にはあきれるばかり。
あぁ、寒い。
このやり場のない怒りはどうすればよいのか。