マイふとっちょHERO
皆さまにとって大事な存在とは何でしょう。
家族?友人?貴金属?、まぁ色々とあるでしょう。
人が、そのものを大事だと考える要因ってなんだろう。
ポイントはそれの希少性、つまり代替不可能性にあるんじゃあないかなと思います。
では、その性質とはどこから来るか。
勿論、我々ヒトを含む一点物なんかは、替えがきかない存在なのですが、それだけでは大事な存在とはなりえません。
私は、その決め手(の一つ)が、そのものと歩んだ歴史からくる愛着である事を今日気がつかされました。
前置きが長くなりましたが、長年愛用していた原付がいたずらされ、もうそれはそれは大層な憤りの感情をいだいております。
駐輪場に止めていたバイクに鍵を誘うとしたらなぜか入らなかったので、ライトを当ててじっくり見てみると、何かが詰まっているじゃありませんか。
しかも、よくよく見ると鍵穴がべこべこ。
どうやら、どこかの阿呆(輩)が8年間の生活を支えてくれた我が戦友を誘拐しようとしたようです。
仕事終りで疲れてる所にこれかよ。。。
もう、潔く鍵の110番のひとを呼んだんですが、「鍵が無理やり壊されちゃってます。これはもしかしたら異物を取り除いても治らないかもしれないですね。」
いやはや、もうそれはそれは絶望的な気分でしたよ。
この時初めて、8年もの歳月をともに歩んできたこいつの大事さに気がついた訳ですね。
もういろんな思い出が詰まってるんです。
人生でね、8年も一緒に歩んできたものってなかなかないですよね。少なくとも私にはほとんどないんです。
で、①「異物除去しないで出張料のみ」or②「異物除去して+技術料\5,000(動かない可能性大)」の2択という診断。
もう②しかないですよね。
で、ごにょごにょ苦戦しているお兄さん。
結構、厄介な具合だったようです。
でやっととれたのがこれ。
もう、笑っちゃうね。ただのマイナスドライバー(の先っぽ)。
ホントにくだらんことしやがって。。。
いやはや、動かないかもと言われた時はヒヤヒヤしましたが、ほんと治ってよかったです。
一見小太りなおたくっぽいメガネのお兄ちゃんが、この時ばかりは英雄に思えました。
とても親身な対応で感じの良い人で、おかげでかなりイライラ感は収まりました。
とはいえ、もともと好意的に思っていなかったこの町に、こういう輩がいる事を知りますますこの町の印象は悪くなりました。
覆水盆に帰らず。
今さら、あーだこーだ行っても仕方ないですが、せめてこのブログに愚痴を。
まぁ、いい勉強になりました。リスク管理は大事ですね。