黄金週間①〜甲府編〜

GWです。

帰省のついでにぷらっと両親のお供で山梨甲府まで行ってまいりました。

某鉄道会社の企画しているウォーキング?でしたか、案の定リタイアメント後の年配の方ばかりでした。

長野の善光寺は有名ですが、そうでもない方の甲斐善光寺へ。なんでも7年に一度の御開帳だとか。


全体的にインパクトは薄かったものの宝物館はなかなか興味いもの多かったです。

飲めないワインを通ぶって試飲したのは失敗でした。

人気No.1の文句につられ信玄餅も購入。明日都で落ち合う知人に奉納したいと思います。

信玄公ゆかりの地、今流行の歴女(れきじょ?:歴史大好き女子)には魅力的なスポットかもしれません。

でもたぶん私、二度と行かない気がします。。。

ところで、さすがぶどうで有名な山梨、甲府市内の多くの家庭にはぶどうの木と棚があり印象的でした。

それにしてもJ○さん。電車の本数の少なさと、停車での待ち時間の長さ(二回で約一時間の待ち)は、じい様ばあ様たちにえらく評判悪かったですよ。

私は読書と睡眠に夢中であまり気になりませんでしたが。

田舎の老人ちょろいとお思い?まさかね。




連休で時間があるので本が読める時間多くうれしいです。

●グローバルリーダーの条件(大前研一、船川淳志)

ワールドワイドに活躍されるお二人の対談本。

前半はここ数十年での世界情勢の変化(グローバル化)について、そして途中日本のネガティブポイントを指摘し、最終的にはグローバルに活躍するためにはこういう風にするんだ。といった感じのないようです。

対談形式、ボリュームも少なく読みやすかったです。

例によって、こう話題に興味がない方は敬遠するタイトルというか本かもしれないですね。

私自身、グローバルリーダーになりたいなんて事はこれっぽっちも思ってない人ですし、仕事で出世したいなんて意欲もほとんどないない。

それでも、面白かった。

「こういう本は苦手」って人にこそ呼んでもらいたい内容と思いました。

後半での話題で、平蔵さんは「exclusive(エリート育成)かinclusive(リーダー育成)か」なんてところや、「弱者をただ甘やかすな」といったところなんかはユニークで面白い。日本人=勤勉(だった)ってのは確かに勘違いだと私も思う。

読み終わった後は、すぐにでも学びたいというパッションがわいてくる、そんな動心力がより大きな本でした。

「勉強しなきゃ!」ではなく「学びたい!」です。微妙なニュアンスですが。

やっぱりね、自分の知性を磨く鍛える事って楽しいんですよ。

その観点に立てば、英語でも何でも「おもんない」って事にはなりえないんです。自分がやりたいことをやるわけですから。

こういう意識改革ができたのがここ最近の一番の成長・収穫かもしれません。

半分、自著の宣伝本みたいになっちゃってましたが、大変刺激的な本でした。

ある種の精神論的自己啓発本よりかは、よっぽど鼓舞されます。きっと。

こういう意識をもってる人はそうでない人よりも、ある点(自己満足度?)に関してはおそらくずいぶん充実を覚える要素が増えるというような感覚を持ちました。



さぁて、明日はしばらくぶりの東京です。

適度に都会の雰囲気を楽しんでまいりたいと思います。