人生是問答悶道

谷川俊太郎質問箱(谷川俊太郎

やっと、読みました。
昨年末に京都のガケ書房に行った際に、目について買った本です。
カバーが地図(北白川周辺)のプリントで何かオサレです。

スヌーピーの翻訳をで有名な詩人、谷川俊太郎さんが様々な方から寄せられた質問に答えたQ&Aの本です。
未読本が多数ある中、この本は「プライオリティ→低い」という風にカテゴライズされていて、読まずにお蔵入り寸前でしたが、手にとってよかった。
詩を書く人ってのはやはりすごいなぁって思いました。
言葉の選択、並び、なんてのもすごいんですが、やっぱり思考の形、哲学でなんですよね。
きっと、年齢を重ねながらずいぶんと「思考する」という行為を重ねてきたからこそ、こうやって「自分の」答えが出せるんだなぁ。
つまり、考える事さえやめなければ加齢は悪じゃないんだなと改めて思いました。
でも、日々あふれるおつとめに忙殺される中で、これが案外できてないんだねぇ、ホンマに。
悩んでいるときなんかに読むと、ちょっと心が救われた気分になれる内容かもしれません。