得意な教科はなんですか?
センター試験が終わり、二次試験受験校を決める。
高校生3年生にとおてはそんな時期でしょうか。
今から何年も前の話。センター試験の社会、私は確か現代社会でなく、倫理を受験しました。
暗記が不得手だったのに加えて、王道科目を教えてくれた先生達とは皆相性が悪かったのでした。
今思えば、小さなころから、好きや得意な教科を教えてくれる先生は、いつも魅力的な先生に教わっている教科でした。
唯一面白い社会科教師が倫理の先生だったわけですね。(まぁ、倫理なら数日でさらえるってのも理由だったのですが)
物事の好き嫌いが決まる要因として、案外そのものの魅力ってのは重要ではないのかもしれませんね。
●ソクラテスの弁明 関西弁訳(北口裕康 訳)
先日「船に乗れ!」を読んだ際、これは読まなくてはいけない本だ。と思ったのですが、小難しい王道の訳では、阿呆な私には読めそうになく、読み優しそうなこちらを選びました。
感想は面白くなかったです。それしか言えない。
関西弁も、非関西人の私にはコテコテ過ぎて鬱陶しかったです。
でもまぁ、内容はどんなもんか頭に入ってきました。
きっと面白くなかったのは、期待値が高すぎたのと、もともとプラトンが記したもの自体が、今の私には響かない内容だったのでしょうか。
それにしても、船に乗れ!(Ⅲ)の金窪先生の最後のレクチャは、読みなおしても大変に素晴らしかったです。
こちら(船に乗れ!)を先に読まなければ、きっとソクラテス、哲学に興味なんてわかなかったでしょうね。
船に乗れ!ほんまお勧めですので、おひまがあればぜへぜひ。