始まりが終わり

今日はまた会社の先輩とお別れでした。

ここ1年ほど、ラボでもデスクでもすぐ前の席で仕事をしていた方で、とても誠実で人として尊敬できる方でした。

そういう誠実な先輩が、同僚の皆に惜しまれて去っていく姿を見ていたら、感極まって涙が出ました。

別れの場で涙したのは久しぶりのことでした。

「誠実である人は幸せな人生をおくる」

私がコレまでの人生でずっと支持してきた考えです。

少なくとも、皆が先輩の退職を残念に思ったという点で、誠実であれば人に愛される、という事が確信できました。

少しでも、先輩の人柄に近づきたいなとよく思ったものです。

そんな先輩のいた職場の環境は、私から見ても決してほめられたものではありませんから、新天地ではもっと幸を感じるられる機会に恵まれてほしい。心からそう思いました。

そんな別れがあったわけですが、なんだか心にぽっかりと穴が開いたようです。

こんな感じは久しぶりですが、前にもあったなぁこういうの。

その先輩、女性の方ですから、もしかしたらあわいこいという名の好意だったのかもなと、ようやく気がつきました。

気がついたのが、ちょっと遅かったかな。

でも、彼女が楽しく幸せと思える今後を送ってくれれば、それが一番私もうれしいという風な気持ちです。

God bless her.



〜始まりが終わり〜