Think a Picture

久しぶりに本を読みきったのだよ



●楽しい写真(ホンマタカシ

副題に「よいこのための写真教室」とありますが、素人の私には随分難しい内容に思えた

“photograph”は日本語では“写真”と訳される

photo=光、graph=描く、画 という用に翻訳でき、だから必ずしも「真実を写す」ものという解釈の仕方は正しくない

そんな内容が冒頭に出てきました へぇ〜ですよねへぇ〜

内容は写真の今昔的なものが多く、写真のとり方なんて話は殆どでてこないんだけれども、これを読むとカメラで画を写すという行為に対する姿勢がちょっと変わるかもしれません

読んだあとになんとなく心の残ったの思いは、刻々と時は流れ続け、同じ写真は二度ととれない、ということ

つまるところ、我々は常に異なる瞬間瞬間をいきているのだとも言え、そう考える余裕さえあればもうちょっと日々を楽しめるのかもしれませんね

う〜ん、なんかうまくまとめられないのだけれども、カメラで写真をとるという行為及びその出来栄えの良し悪しについて関心がある人が読んだら、響くものがあるんじゃないかと思います

記録として何かしら写ってればいいよ、という位の興味の人にはあえておすすめはしない内容というのが私の評価