読んだり観たり眺めたり感じたり考えたり
●偉大なるしゅららぼん(万城目学)
うん、やっぱ万城目学はおもしろいよ
ありえへんことでも、もしかしたらあるかも?っておもっちゃう
これもきっと映画になるんだろうなぁ
憧れの人は誰ですか?と聞かれれば糸井さんの名前を上げるでしょう
もっとも、そこに近づけるかとか近づこうとしてるのか、といえば、そういう対象には成り得ていないのですがね。諦観
たかが雑誌と侮るなかれ
密着時間にしたら数ヶ月といったところでしょうが、実に濃くて面白い内容でした
ドキッとするようなことばがゴロゴロとしておりました
うわべでないひとにうわべは通じない
あぁ、刺さったなぁ
金沢の21世紀美術館でやっていたホンマさんの個展周辺の内容
美術に造詣が深いひとが読むものなのでしょうか
難しすぎてほとんど理解が出来なかった
ただホンマタカシという人が新しい場所にいる写真家であるということはよくわかった
「世界をすべて等価に切り取ろうとする彼の姿勢(P73)」。これこそがホンマタカシの真骨頂なのだなと
展示会行きたかったなぁ
●未来ちゃん(川島小鳥)
写真集なんて久しぶりに買った
地方に住む少女の魅力を写した一冊、そんな感じでしょうか
とにかくモデルの女の子の魅力がこの本の魅力の最たるもの、といえるでしょうか
可愛らしさ、力強さ、弱さ、純粋さ、
「未来ちゃん」というタイトルが実に言い得て妙なのだと納得せざるを得ない
この一冊を見ていると、大人は子供の為に「環境」を良い状態で残してあげる努力をしたほうがよいな、と思う
自分たちがよければ良い、せいぜい自分の子どもが良い環境にいられればそれでよい、そんな雰囲気をよく感じる昨今
もちろんそんな人ばかりでないでしょうが、力を持った人物に限ってそういう傾向が強いのでは?
こういう点、日本には強い宗教観がないというのはマイナスなのかもしれないなぁ
モデルの魅力も良かったですが、「photograph」として実に良かったです
女の子が写っているページもそうでないページもいちいち力がある
うーん、無駄がないのだね。悪い意味でなく
とにかく、写真集として秀逸な一冊、おすすめです
先日舞台を観に行った作品のDVD
生で見るのには及ばないけれども
2回目という事で色々と余裕を持って観れました
手紙のシーンがやっぱりぐっときた
芝居×RAP、なかなかどうして心地良かったですよ