ハコの中の幸せ
昨日は、名古屋でやっていた“SAKAE SP-RING” というイベントへ行ってきました
以前からちょっと気になっていたイベントなのですが、過去の時点では音楽の興味の幅がここまでついていってなくスルーしたのでした
180 近いアーチスト達が栄のライブハウスやクラブに集う。いわゆるライブサーキット呼ばれるイベントですね
正直、私は音楽詳しくないので、ごく一部しか知らない状態でしたが、3,000 円やし「まぁ、ええじゃないか」の精神で参戦
友人を誘うも、即答のreject をくらって一人で参戦でした
近くに、趣味のあう(暇な)友人がいないことは、つらいことですね
でも、ライブハウスという性質上か、一人でも全然問題なかったです。むしろ気楽でよかったです
因みに、ライブハウス行くのは始めてでした。まぁ素人ですね
ちょっと早めにラシックにいってチケット交換
何だか、ライブ好きそうな方がいっぱい並んではりました。そりゃそうか
事前に観たいアーチストは決めてあったので、それをこなしていくスケジュール
QUATTRO に本イベントにおけるマジョリティの好むアーチストが集中していたため、ほとんど常に入場制限がかかっていたようです
私も例にもれず、ミーハーにQUATTRO 攻めでしたが、いったん入ったあとは他へ移動しなかったので結果としてはそのおかげで全てを堪能することが出来ました
よくよく調べてんみると、最混雑時は8Fから地下まで列が出来ていたんだとか
来年行きたい、という方はその辺り事前に頭に入れておくといいかもしれないですね
というか、運営サイドは、これは「大いなる失敗の経験」として記録に刻んで改善をすべきですよね
さて、私は以下の流れで回りました
@OZON
・D.W.ニコルズ
@QUATTRO
・lego big morl
・ROCK'A'TRENCH
・難波章浩
・Pay money To my Pain
・MASS OF THE FERMENTING DREGS
・a flood of circle
・Permanents
・THE BAWDIES
・のあのわ
見る人が見れば“豪華”なのでしょうがいかがでしょう?
少なくとも私の友人で分かってくれる人はないに等しい。。。
レゴ、ボーディーズ、のあのわについては去年のapに来てましたね
私の目当ては、マスドレ、ボーディーズ、のあのわ、でした
簡単に感想をかくと、ハズレはなかったなという気持ちです
ニコルズは爽やかなメロディでゆったりと楽しめる感じ
お客さん、おとなしめでちょっともの足りない感じもしましたが、、、
今後、もっとぐいぐい表にでてきてほしいなぁって思える大変良いバンドでした
CD聴いててもすごく良くて、名前が聞こえてこない理由がわからないもの
キノコちゃんがかわいかった。ふふふ
lego や afoc は予習不足感が否めなかったけれど、またチャンスがあれば聴きたいうまく格好いいバンドという印象でした
あぁいう王道をいくロックは、盛り上がるし、やっぱいいよね
衣装も細身パンツをさらっとこなしてて格好よかった(そうです、私はこんなとこばっかり気にしててどうもすみません)
ROCK'A'TRENCH、Permanents は、予想していたよりも随分とよかったです
音楽としてももちろんですが、歳を重ねたゆえのMC のうまさみたい部分は、生演奏を楽しむなかでの大きな魅力ですよね
そういう意味では、加齢(衰えという意味は含まない)は音楽家にとって悪くないのかもしれない
この点、難波さんもかなり成熟された歌や熱い正義漢なところが好きだったのですが、いかんせんaudienceが激しすぎて、楽しみきらんかったです
最初は渦中にいましたが、すぐにヤバい!と察して外野に逃れました
おかげで、せっかくの“生”だったのにstay gold も記憶曖昧上の空でした
まぁ、難波さんは京都でリベンジです。今度は前にはいかない。絶対に。。。
そのままP.T.P. へ、こちらは再び前線へ(どんなバンドかよく知らなかったので…)
同じく危険な雰囲気を感じて、なかなか激しかったです
いやはや、もう若くないので、あんまり元気モリモリの若者に混じって前に行ったらあかんねぇ(まぁ前にもおんなじこというてましたが…)
こうまでして前線にいたのは、マスドレを近くで見たかったからなのですね
いやぁ楽しみにしてたんですよマスドレ
このイベントに行くのを決めたのはマスドレの出演を知ったからですからね
こちらは前に行き過ぎたせい?かCDで聴いたときの疾走感とはちょっと違った感じ(いや、あのギンギンな破壊力こそが生マスドレの魅力か?)でしたが、目の前でパフォーマンス見れてかなりよかったです
なっちゃんの笑顔・関西弁とっても可愛かった
そして、BAWDIES ね
もう、すんごいやばかった
何がやばいって、ファンが熱烈すぎるのよ
男前だし、歌上手いし、MCも面白い、、、非の打ち所がないので、もう皆がキャーキャーいうのは仕方が無いというべきか必然なのでしょう
ただもう皆激しすぎて。。。
前方で熱心なサポーター達に潰されて、終始苦しい状態でした
自分の意思に関係なくジャンプする、という経験を人生で初めてした(潰された状態で、周りがジャンプすると浮かずにはいられないようです)
う〜ん、やっぱり体力考えると、ガンガン盛り上がアーチストは後方でゆったり聴いたほうがいいのかもしれないって思った、改めて
とは言え、並には私もBAWDIES 聴く人ですし、目の前でかなり堪能しましたよ。しんどくて記憶がところどころ飛びつつも、、、
私はベースの彼が一番好きかもしれない
んでもってトリは、のあのわ
BAWDIES の半人工サウナを乗り切ったかいあり、目の前に行けました
いやはや、この日一番のアクトだったと思います。思い入れの分の加点は大いにあるでしょうが
ゆっこちゃんのりのりで、よかった
1年前にapで見た時よりも、格段にうまくなっていたきがしたのは気のせいかしらね
資生堂のCMになってるhave a good day も聴けたし、sweet sweet はねぇ個人的に思い入れがある曲でたまらなかったです
他でグッズ買えなかったこともあるけれど、とってもよかったので、シングルCD(サイン付き)とTシャツも買いましたよ
趣味の問題もあるでしょうけれど、のあのわは例外なくみなおしゃれで、のあのわならば間違いないと思って買いました
いやぁ、たった3,000 円で充実の一日を手にしたこと、とても満足です
ただ、やっぱりこの楽しさをシェアできる友人が周りにいないのはなんとも寂しいですね
また、周りの皆さんの音楽の知識と情熱には感服しました
私を突き動かしているのは「ミーハー」の一言で、「愛」というレベルではないんだなぁきっと
とは言え、楽しいのでこれからも機会があれば是非行きたいですね
そうそう、ライブ中にすぐ横に外人のおねぇさんがいてね、話しかけてみようかしらなんて、思ったんだけれども、でもこういうのどうなの?とか思ってたら、波にのまれてどこかにいってしましました
う〜んなんとも自分らしいねぇ
外国籍の人に日本のアーチストはどううつってるのかなぁとかなんとか色々気になって
はいはい、もうどうでもえぇですね
さて、来月はapはまだチケットないけれど、京都大作戦は参加が確定しているので、そちらの予習を開始いたします
ほんまはこんなに自慰的な娯楽ばっかりに目をむけてちゃぁいかんとも思うんだけれどねぇ
まぁ、楽しめる時には楽しまんとね!
タイトルは、ライブハウスでの幸せ、ってニュアンスもあるけれど、人生あんがい今いるハコ(環境)を無理に変えなくとも工夫次第で楽しめるんじゃないかって思ったって意味
ハコというのを一種の“制限”だという風に解釈すれば、制限があるからこそ工夫を具体に落とし込めるというのはあるなと
まぁ、でも長い人生においては、自分の思考というハコから飛び出すことも必要というのはほぼ間違いないでしょうから、一義的にしてしまうつもりもないですが
そんな事を考えた一日でした
なんかこじつけみたいだな
とにかく、ホンマにたのしかったよさかすぷ
アーチスト・主催者・関係者の皆様、時間をシェアした聴衆の皆様に心より感謝です