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ボクは糸井重里さんの価値の置き方がステキやなぁ、と思っていて


イトイさんの主催する、ほぼ日をほぼ毎日よんでいます


ここに毎日イトイさんがコメントするコラムがあってさ、


今日のコラムにこんなことがかいてあったのさ、


 「どんなふうな生き方をしたいのか」
 これは、むつかしい問題かもしれませんが、
 だれでも考えられるし、いくらでも考え続けられます。
 教科書もないし、正解もない。
 でも、この不器用な問いを考えることって、
 だれにとっても必須の時間のように思うのです。


 どういうことによろこびを見いだしたいのか
 どういうことを望むのか、
 どんな人になりたいのか、


生命はね、子孫を残すことを第一義に生きている、というのが定説であるけれど


今ね、ヒト、少なくとも日本人を観ていると、これはもう当てはまらないのではないか、という気がしています


案外自分のことってわかっていなくて


これから のためにちょっと目をそらさずに考えたいテーマだなぁと


それがしっかりあると、随分と迷いってなくなるんじゃないかなぁ





ついでにもう一つ


ボクはここ数年、ほぼ日手帳というのを使っていて


一日単位でページがあてがわれているのだけれど


その一ページ一ページに過去のほぼ日で記載されたことばが紹介されています


6月29日のことば


 なにか頼むのに声をかけやすい人っているでしょう、
 それは、〜(略)〜すばらしいことなんじゃないかなぁ。
 「機会」がすべてなんですよね。〜(略)〜
 ろくでもない「機会」や、たいしたことない「機会」が、どれだけ得られるかが、経験なんですよね。


ささりましたよ、ボクは人が何かを頼みにくいタイプやなぁ、って自覚してましたもの


そして、経験の量が圧倒的にすくないなぁというのもそう


こういうことなのかなぁ、最近ようやっと「人に必要とされてへんなぁ」って気がついて悶々としてさ


人の役にたつこと、どういう形で役にたてるのか



もうちょっと色々なやんでみようと思います





●困ってる人(大野更紗

気になっていた本です


文庫になったのを見つけ漸く手をつけました


若くして難病を患った女性のエッセイというのかな


歳はボクよりもちょと若いくらいかな


何か、壮絶すぎてねぇ、何度か涙が滲んだ


でもね、これを読んでね、


「ボクは五体満足、恵まれてるんだからそれを自覚してしっかりと生きよう」なんてことはちっとも思わなかったし、そういうのとは違うかなぁって思った



・日本のシステムの不合理についてもう少しなんとかならんもんかなぁ

・本の売上が大野さんの支えになればいいなぁ



というのが大きな感想です


やっぱ人それぞれ、自分が今在る環境の中でどうして行くのか


これにつきるよなぁ


ってのが、最近の考えです





そうそう、今年も折り返し地点になりましたね


社会がめまぐるしく変化するせいか


仕事の忙しさのせいか


はたまた、30を目の前にした齢のせいか


最近もんもんと色々考えることが多いです


でもね、これまでの選択のどれをとっても、間違った選択なんてなかったと思いたいね