the other layers

隅田川エジソン坂口恭平

所謂ホームレスの人を主役とした小説

でも、実在のモデルがいるのですって

僕らが生きている世界と同じ空間に、もう一つレイヤーがあるような

そんな感覚で読みきった

きっと同じ物理的空間におっても、価値観とか興味とか年齢とか性別とか宗教とか

そういう要素によって皆色んな世界で暮らしていて

そういう世界が何層にも重なっている中僕らはおんねやろうなぁ

これを読んだ直後に、On Sundays の坂口さんの作品をちょっとみて

おもろいなぁ、って思ったよ

僕は彼等よりもとても幸福で、ずっとずっと不幸なのかもしれない

欲望の拡張速度がとうに人の生み出せる価値の領域を飛び越えていって島て散る気がする

欲望とどう向き合うのか



●ザ・万字固め(万城目学

いいねいいねミシマ社の本、4冊目です

森見さんとか万城目さんとか川上さんとか

何となく関西の作家さんが好きなのだなぁ

僕の地元の辺りの話がでると嬉しくなる

今度帰省した折には両親を連れてうなぎを食べに行こう