在り続けることのむつかしさ
●映画にまつわるXについて(西川美和)
西川さんの映画は何とも言えない観後感が好きだ
興味のある人の書いたエッセイを読むのが自分にとって格別な楽しみなのだなぁと改めて思いました
ちょっとはそういう人達のように特異なところというか魅力がある人物になれればなぁ
そう思いながら読むのだけれど
なかなかどうした、いつまでも愛せない自分がそこに居続けるのだった
●聖なる怠け者の冒険(森見登美彦)
京都で学生時代を過ごして、いつまでもそれをこじらせちゃってる人
こういうケースが一番森見さんの作品を楽しめるんじゃないかって思っていて
つまり僕は森見さんの作品を毎々とっても楽しんでいます
具体京都、空想京都、不思議世界、ちょっとサイエンス、森見節
今回の話もとっても楽しめました
前も書いたれど、きっと世間の多くの人びとが愛するのとは違う風に京都が好きだなぁ
なんのこっちゃ
会社にインターンシップできている人がいるのだけれど
えぇ人で、仕事もそれなりにしっかりこなしてて
でも、会社は彼を雇わない事に決めたんだっていう事を知りました
とても残念だなぁと思ってる
自分が彼ほどの研究推進能力があるかと言えば、疑問で
厳しい時代やなぁ
全てが判断容易な面から見た資本的価値で評価されてしまう世の中
ちょっとだけ窮屈になりました
なんというかこういう生き辛さみたいなものが嫌だなぁって思う
生きていくということはそんなに容易ではないのだ
なんというか、それでもやっぱり楽しみは必要なのだ
もう、僕は僕のやりたいように生きて行くしかないんやなぁ、って何となくね
音楽を好きになってよかったなぁってホンマにそう思うんよ、の今日この頃
CBMDのアルバムも楽しみ