どう生かすかは大事

●竹中式マトリクス勉強法(竹中平蔵

以前に読んだ「経済ってそういうことだったのか会議」の影響もあり購入しました。
これまでもこの類の本を何冊か読みましたが、この本に特徴的な真新しさは見当らなかったように感じました。
しかしながら、竹中さんの人柄なのか、色々と納得してこれから実践していきたいなという事も多かったです。
「バカは何人寄っても馬鹿である」とか「誰とでも仲良くする必要はない」なんて話題までも納得でした。
また、「あまのじゃく」の話の中の2つの解釈例はなかなか興味深かったです。
是非こういう思考ができる人になりたいものです。
最近よく本を読むのですが、いっこうに成長している気配がありません。
おそらく、読むだけで満足して、すぐに内容を忘れてしまうという事を繰り返しているためでしょう。
せっかく良い本に出会ったのなら、ひとつでも役に立てたい。
という事で英語勉強法として紹介されていた「有名なスピーチを暗唱する」を実践しようかなと思い早速、候補を探してみました。
ソースはStanfordの卒業式で好例の著名人によるスピーチ。
選んだのは05年Apple社CEO Steve Jobsさんのスピーチです。
http://news-service.stanford.edu/news/2005/june15/jobs-061505.html?view=print
どうやら、かなり有名なスピーチという事なのですが。
映像はiTunesUやYouTube何かですぐに見れるので、興味がある方は是非ご覧になってみてください。
半端なく素晴らしいスピーチですから。
当然、すぐに覚えられるはずもありませんから、まずはスクリプトを何度も読む事から始めたいと思います。


●サラリーマン合気道箭内道彦

皆さん箭内さんはご存じ?
博報堂の広告マンさんです。
Tower Record の「No MUSIC, No LIFE」や資生堂「UNO」のCMなんかは誰でも知っているでしょう。
トップランナーの司会など多方面で活躍されてます。
最近のFUJI FILM のCM「FHOTO IS」はとても美しく素敵な作品ですよね。
こういう芸術といいますか美といいますか、そういったセンスの世界には昔から結構あこがれもあるのです。
箭内道彦」という名前は『東京環境』を読んで初めて知ったんですが、今にして思えば「エコの負け組」なんて表現とか実に箭内さんらしいなと。
さて『サラリーマン合気道』ですが、箭内さんが人生の中で学んできたちょっとしたコツみたいなのが紹介されています。
自らの苦闘した経験から、うまく自分にフィットした生き方を見つけられたのだなという風に感じました。
45の方法論が紹介されていますが、「ありがちな理想論」に終始せず、実から学んだものがもたらす納得力があるものも多いです。
もちろん広告世界、クリエイティブの人ですから、中には応用が困難な内容もあるのですが、なかなか面白いものの見方で参考になる内容が多かった風に感じました。
視点の持ち方って大事だなあと気づかされます。
読んでいるだけで何かもうちょっと楽しく仕事に取り組めるかもなぁと思わせてくれる雰囲気はこの本の大いなる魅力に違いありません。
何か「そんなにきばらんでもえよ」と言われてるようで楽な気分になりました。
また、何より憧れの人が意外にも身近に感じられる内容だったのは嬉しい事でした。
最近、仕事でいまいちやる気でーへんなーなんて方は一読してみてはいかがでしょうか。
少しは気分が楽になるかもしれません。



最近、ますます日記的でない文章ばかりを書いております。
まぁ、「タイピングの練習」と「思考の整理」という事でよしとしましょう。
後々に読み返して、きっとその内容に驚き恥を感じるのです。
こういう点を考慮すれば、一応こんな稚拙で見苦しい文章でも少しは意味をなしているのでしょう。
という弁明それこそが見苦しい。
そろそろ寝よう。