ダム決壊

ここ何日か体調が芳しくありません。

どうやら、週末の下呂の露天風呂で無茶をしたせいで、風邪をひいた模様です。

追い討ちをかけるように花粉症も発症し、
鼻門崩壊、もう流れたい放題です。

ダラダラと流れがおさまる気配はありません。

そういえば、昔小学生の時分に、万年鼻炎の学友に「タラちゃん」という愛称をつけた事を思い出しました。

子供の単純な思考はときとして、残酷な雰囲気です。

彼も、今は立派な社会人で小から良い思い出という事にしておきましょう。



体長不良を言い訳に、週末から一週間だらだらとした生活です。

来週はTOEICのしけんですがね。

しんどいからと自分を甘やかしております。

こういうさぼっている事が一番ストレスになる事は、自分でもよくわかっているつもりですが、
怠け心の方が勝ってしまっております。

鼻づまりによる思考停止が原因の一つかもしれません。

ほんまにつらい。。。

そんな中また一冊本を読み終えました。

奇跡のリンゴ

本屋によくいく方は、見かけた事があると思います。

最も売れている本の一つです。

リンゴの無農薬栽培に挑戦した方にスポットしたお話です。

色々な面白さのある本でして、
まず、不可能に挑んでいくプロセスにストーリー性があり、そこが大変読みやすくよかったのでした。

また、木村さんという方の哲学というか、頑としてあきらめず譲らないスタイルは、
多くの人が学ぶべき姿勢でもあるのかもしれません。

「ひとつのものに狂えば、いつか必ず答えに巡り合う。」という言葉、
これを信じて突き進む事が出来たらどんなに苦しくても、がんばり続けることができるような気がします。

ただ、狂えるものがないというのが、多くの現代人が抱える一番の悩みであって、
それは同時に私の抱える悩みの種でもあるのですが。

また、このほんの中には無農薬リンゴを実らせる過程の中で、科学的なトライがいくつか出てきて、
最終的な結論もまたその中に答があったという事で、理科系の私にはそれがまた面白かったのです。

福岡さんの「動的平衡」でミクロな生物学の世界を見た後だからこそなおさらに感じるところがあり、
やはり生命の仕組みというか、そういう世界は、長い年月を経て形成された最大級の神秘だなと感じました。

さて、そろそろ私も英語に狂わねば。

来週末までもういくらも時間は残っておりませんがね。