第三ノ刺客アサコ現ル

左京区七夕通東入ル(瀧羽麻子

左京区」というワードがずっこん目に入り購入しました。
京大卒作家が書く、京都の大学生青春物語。
森見登美彦万城目学に次ぐ第三の刺客と言えるでしょう。(私にとっては)
瀧羽さん、存じ上げませんでしたが、第2回のダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞されている実力者の方のようです。
内容、ミリミ、マキメの両氏と異なり、女性目線のものでした。
そういう意味では新鮮でした。
いたってシンプルなすとーりー。
登場人物もとってもありがちで、勝手に知り合いを埋め込んで楽しめました。
素直な文体でとっても読みやすかったです。
“爆発的なおもしろさ”みたいなのは無かったけど、ほんわかな雰囲気でなかなかなお話でした。
でも、きっと女性向きの本やねこれ。



久々にお勧めアーチスト紹介。
こんな高校生ありッすか!?