しおりはいりません
今日はテニススクールの体験レッスンに参加しようとするも断られ
早朝、うわさのLITTLE MERMAID のしょこらなんちゃらを買いに行くも店が開店しておらず
30分待ってようやく入店するも、目的の商品は扱われておらず
まぁ、何も予定のない一日だったという事です
ということで読書しました
映画も公開間近ですから、評判くらいはご存知でしょうか。
久しぶりにミステリ調を読みましたが、ずいぶんと読みやすかったです。
途中でしおりを挟む必要はありあませんでした。
簡単に言えば、教え子に娘を殺害された教師のお話。
登場人物について、誰の心をも理解できる、しかしまた、誰の心も理解し難い。
ずいぶんと感想を表現しがたい内容でした。
人の心のあり方として正しいことが書いてあるようで、まったく間違っていることばかり羅列されているようでもある。
結局、これに同調したりしなかったり、ずいぶんと人の心の持ち様なんていうのはあいまいなんだなぁと思います。
少なくとも私の気分はいつもひどく曖昧です。
とにかく登場人物ごとの心境が多く書かれているのですが、これもまたひどく曖昧なのだと思います。(中島さんの寄稿にもかかれてましたね)
あいまいが交差して、結局本質的な部分も曖昧で、とにかく気のやりどころが分からないところが多かったです。
というわけで、いつも以上に感想も曖昧。
とにかくとっても読んでてもったいなさのでわかない作品でした。ほめてへんなこの言い方。
映画の前の原作を読むのもひとつの選択ですね。